主宰者あいさつ


 お笑いカンパニー「泥船」のクルーを率いるキャプテン・テツトミタです。

 「泥船」は2010年10月に結成された、お笑い劇団というかコントグループというかなんかよくわからない団体です。 よくわからないので「お笑いカンパニー」というよくわからない肩書きをつけました。 ベビースターラーメンで名高い「おやつカンパニー」からインスパイアされたものです。 当面は短いコントをオムニバス形式で発表するコント中心のライブを定期的に開催する予定です。

 「泥船」のメンバーは東京大学の落語研究会というサークルのOBです。 現在はちゃんとした会社に入ってバリバリ働いている社会人から、 大学院に進み研究の道を突き進む者、あてもなく卒業してバイト生活など、現在の境遇は様々です。 何を隠そう、私テツトミタはあてもなく卒業してバイト生活のクチでして(プロフィールページ参照)、 大学を出て「よし、コメディアンになろう」とゆるい決心をした瞬間から名実ともにコメディアンになったものの、 「コメディアンって何したらいいんだろう?」という根本的な疑問にぶち当たり、 テツトミタという泥船は出航から1週間で早くも沈没しかけていました。

 そんな僕が他に頼るアテもなく、「落研のOBでコントライブとかやりましょうよぉ」と猫なで声でメンバーに声をかけたところ、 意外と気軽に参加してくれたため、少々面食らいました。泥船だって言ってんのに。

 こうして結成された「泥船」ですが、予想以上にテキトー人間の集まりで、 集合時刻は誰も守らないわ、サイゼリヤの裏メニューを知っていることを自慢するわ、 会合をガールズバーで開こうと言い出すわ、、 会社の印刷機を拝借して公演のチラシを無限に印刷しようとするわ。 ああ、とんでもない人達とユニットを組んじゃったなと頭が痛くなることしきりです。 メンバーの大半が僕より年上なんですよ。それなのに・・・

 いつ沈むか分からない、どこにたどり着くかも分からない、それが我々「泥船」です。 東大出のボンボンがアウトロー気取りやがって、しゃらくせえんだべらぼうめ。 そんな江戸っ子の皆さんには「まあそうでしょうね、スミマセン」としか言えません。 当面は第100回公演を目指して鋭意活動中ですが、何しろ意志が弱いもので半年後には沈没してるかもしれません。 たまに訪れたこのホームページが長いこと更新されていないようでしたら、 「ああ、沈んだんだな」とつぶやいて静かにブラウザを閉じてください。

2010年11月20日 ホームページ開設に寄せて

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